株で経済の勉強をする女性

株をやるというとお金儲けのイメージがあります。もちろんお金を儲けられると嬉しいのは間違いないですが、そのために経済の勉強をすることで自分自身に知識が蓄えられるという点も重要です。経済の基本知識や差をつけるポイントなどを紹介したいと思います。

株式科目化学部門の旭化成の動向

株式科目「化学部門」の「旭化成」、証券コード3407ですが、総合化学メーカーで住宅設備や建材、繊維、医療関連、食品包装用品などを手広く展開し、連結での総従業員33000名という業界大手企業です。
科目は化学部門でありながら、医療(ヘルスケア)、住宅建材、ケミカル製品、エレクトロニクス、繊維製品などを展開し、多くの子会社と国内各所に生産拠点を構え、子会社ごとに異なる部門を持ちますが、親会社である旭化成は株式科目「化学」として登録されています。
旭化成はテレビCMなどでのメディアでも広く紹介されますが、昨年問題化した杭打ち工事の強度データ改ざん及び不具合隠しなどがあり、子会社がこれを起こしたことで、親会社である旭化成が報道などで有名になりました。
旭化成は杭打ち工事に関する調査を早急に行い、今後すべての建物に関する建て直しを検討することへの対応を建設会社や官公庁を通じて順次しています。
旭化成の株価は2015年3月に1260円の高値を付けましたが、それを上値としてリバウンド下落相場を形成し、問題発覚後10月には693円と安値を付け、現在は800円を中心として上下する相場展開となっています。
子会社が問題を起こしたことはマイナス要因でありながら、連結での企業財務が健全で直近2年での増収が見られるため、長期的に見れば成長が感じられる企業であると考えられます。
また、子会社が起こした問題とは言え、親会社である責任に対して説明と真摯な対応の早さから下げ幅を縮小しています。
企業規模が大きなだけに、連結内部からの影響や外部要因も大きく、ただ業界大手で化学部門トップクラスとしての巻き返しが期待できます。
化学だけに今後、大きく化ける研究開発を進めています。