絵本、木製品を中心とした自然派おもちゃの店

 リュクサンブール公園から歩いて5分のところにあるPENTAGRAMは、絵本と教育関連の本、木製品を中心とした自然派のおもちゃなどをあつかう店だ。絵本はペロー、グリム、アンデルセンなどの童話を中心に、画の美しいものが多く、日本の作品では、『ぐりとぐら』や、いわむらかずおの『14ひきシリーズ』の仏訳版が置いてある。おもちゃは木製の積み木やパズルや楽器類、蜜ろうクレヨンや重金属の入っていない絵の具、木や糸を素材にした組み立てて遊べるロープウェイや飛行機、アロエ化粧品の手作りキット、紙すきセットなど、体に害のない安全な素材を使ったものや、子どもの創造性にはたらきかけるものが多い。おもちゃ類の約99%が、フランスをはじめとするヨーロッパの職人や家内工業メーカーが手掛けたもので、また、障害者のグループが作った人形なども置いてある。本のコーナーには絵本以外にも、シュタイナーやモンテッソーリ教育に関する書籍、フランソワーズ・ドルトーの著書などが並ぶ。さらに、ママ向けにドイツのbioコスメブランドDr.Hauschkaのスキンケア製品も置いてある。
オーナーのラウラ・アイヤールさんは、幼稚園から高校までドイツのシュタイナー学校に通い、大学で教育学を専攻した後、ここで店員として働き始め、2年前にこの店の創設者から経営を引き継いだそうだ。「シュタイナーに興味があっても子どもをシュタイナー学校に通わせることができない家族が、そこで使う教材や玩具類を購入できる、というコンセプトで作られた店なので、私の経験を生かすには理想的な職場でした。ただ、経営者になってからは、一人で全てを切り盛りしなければならず、予想以上にたいへんですが、やりがいのある仕事なので、今日まで続けていられます」。
ちなみに、ラウラさんのご主人は大学で日本語を専攻し、日本語が堪能の親日派で、お二人の新婚旅行先は日本だったという。また、ラウラさん自身はジブリ作品のファンで、一番のお気に入りは『となりのトトロ』なのだとか。
さて、子どもへのクリスマスや誕生日のプレゼントとしてラウラさんのおすすめの品を挙げてもらったところ、イチ押しは、虹の形と色をした積み木セットarc-en-ciel 、28euros。「対象年齢は1~7才ぐらいですが、小さい頃はただ重ねるだけ、少し大きくなると組み合わせて色々なものを作るようになって、その後、汽車のトンネル代わりにしたりと他のおもちゃと一緒に使ったり・・、子どもが成長に合わせて、使い方を工夫しながら遊べます。また、自然染料を使い、ニスを塗っていないので、小さな子どもが口に入れても害がありません」。
商品は同店のサイトからも購入が可能なので、詳しくは下記WEBを参照のこと。
また、店では人形作りのワークショップ<CREATION POUPEE>を不定期で行っているが、これは大人向けなので、今後、親子で参加できるものを企画していきたい、とのことなので、詳細は直接問い合わせを。

PENTAGRAM
住所:15, rue Racine 75006 Paris
Métro:Odeon, Cluny, Luxembourg
Tél:01 4326 9999
営業時間:火〜土曜13–19h
http://www.pentagram-paris.com/