美しく輝くヘアのために♪

 

 1:ヘアにおけるフランスの硬水対策
「フランスの硬水で洗髪すると髪がバリバリになってしまうのですが、どうしたらいいですか?」とよく訊かれます。肌はフランス人流の拭き取り型主体の水なし洗顔で乗り切れますが、いったい髪はどうすればいいのでしょうか。私の答えは肌と同じ、『郷に入っては郷に従え』理論です。こちらの人のように、週に数回の洗髪にする。乾燥しているので、大丈夫であることが多いのです。そして根気強く、硬水と自分の髪質に適合したシャンプー&リンスをみつけることです。石鹸成分にこだわりすぎると逆に髪を痛めかねません。

2:Before シャンプー
(1)頭皮の汚れを浮き立たせ、毛先のもつれをとるためにも優しくていねいにブラッシングして、指通りがよくなったかどうか確認します。
(2)お湯で髪全体をまんべんなく、ゆっくりと湿らすように洗い流します。

3:During シャンプー
(1)頭皮が傷つかないよう、爪を立てずに指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。頭皮マッサージは血行もよくします。
(2)すすぎは時間をかけて充分に、生え際はとくに念入りに行いましょう。

4:During トリートメント
(1)髪の流れを軽く整えて、地肌ではなく髪の毛を中心に塗布しましょう。
(2)数分おいて浸透させたら、すすぎはしっかり行いましょう。朝シャン派は時間がないと、すすぎがなおざりになりやすいので要注意です。

5:After トリートメント
(1)濡れた髪はダメージを受けやすいので、ゴシゴシ擦らないようにしましょう。濡れたままでいると地肌の温度が低下し、血行不良の原因になります。
(2)ドライヤーで乾かす際は温風を一点に集中的にあてないで、ある程度乾いたら温風と冷風を交互に切り替えましょう。
(3)夜シャン派の貴方へ。特に生乾きで就寝すると、枕にこすれて枝毛や切れ毛の原因になりますので気をつけてください。

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岩本麻奈

いわもとまな MUMS株式会社代表。皮膚科専門医。コスメプロデューサー。美容皮膚クリニックのコンサルタント。東京女子医大卒。慶応大学病院にて研修のち済生会中央病院などに勤務 の後、97年に渡仏し、自然医学、予防医学に傾倒。現在パリ在住、三児の母。公式HP(www.dr-mana.com)著書に「Dr.MANAのそんな肌でいいのですか?」「Dr.MANA のすっぴん肌力」(共に講談社)、「美の事典」(WAVE出版)がある