マルセイユは、TGVでパリから3時間、イタリアにもスペインにも交通の便がよく、ブッシュ・ド・ローヌ県の県庁所在地であり、フランス内で2番目(・・・というのはマルセイユ人の意見で、本当はリヨンの次といううわさ)に大きい街です。鉄道駅サン・シャルルを出ると、小高い丘の上にノートルダム教会が、てっぺんに黄金色に輝くマリア像をいただいてそびえるのが見え、駅から街へと続く長い階段は、映画の舞台にもなりました。 人口約80万、船舶業、商工業を中心とした、生活の街です。
マルセイユの歴史は、紀元前600年まで溯ることができます。ヨーロッパでも最も古い歴史を持つ街のひとつです。古代ギリシャの船人たちが到着して以来、港町・商業の街としてのマルセイユ−マッサリアの歴史が始まりました。その後、ローマ帝国の勢力下にありつつ自由都市としての特権を得たり、つかの間の共和国をうちたてたり、スペイン系アラゴン人に破壊されたりといった歴史を経て、1481年にフランスに併合されましたが、独自の文化に「とても強く」誇りを持つここの人々は、フランス国王に従順ではなかったようです。
18世紀半ばにペストにより人口の半分を失います。また、フランス革命時パリに向かうボランティア兵士たちが歌った歌が、今の国歌「ラ・マルセイエーズ」になりました。
19世紀に入って、現代化政策により「東洋への門」として経済発展をとげました。
街並も手入れされ、建物や通りやモニュメントが整備されました。
街の特色としては、特に北アフリカからの移民が多いということがいえます。自国の戦争から逃れるため、また、働き口を探すため彼らはフランスにやって来るのです。また、港町ということもあり、さまざまな人種があふれ、エキゾチックな店も多く、地区によってはここはモロッコか?という錯覚におちいることも。
夏には、太陽と海と陽気でサンパな雰囲気を求めて、フランス国内や近隣諸国から観光客がやってきます。ニースやカンヌのようなシックな街とは違った、庶民的な南仏の港町マルセイユ。街、海、山のある、日常生活とバカンスが並存する街です。

特派員プロフィル
佐久間かおり。
77年東京生まれ。
大学卒業後、数年会社勤めをして資金をため、02年11月渡仏。美術品、教会建築等の修復の技術を学ぶために留学を決意。しかし本場イタリアではなく、第六感でフランスを選択。マルセイユを選んだのは、安い語学学校を見つけたためだが、5ヶ月の滞在予定終了後も居座り続ける。イタリア、スペインをはじめモロッコ、北欧諸国にも旅行。04年1月にアフリカはマリに1ヶ月滞在(パリとマルセイユから直行便あり!)。同行した写真家と共同展示を企画中。旅行、旅日記をつけること、絵が趣味。 現在、大学院で“美術品修復”等の学位取得を目指しつつ、生活の糧を探索中。
e-mail:kaorisakumacchi@hotmail.com


お役立ちアドレス

マルセイユ観光局 Office du tourisme:
4, La canebiere 13001
tel:04 91 13 89 00
fax:04 91 13 89 20
e-mail:accueil@marseille-tourisme.com
site:http://www.marseille-tourisme.com

日仏協会
Association Culturelle Franco-Japonaise:

46, rue Saint Jaques 13006
tel/fax:04 91 41 84 02
e-mail:association-franco-japonaise@wanadoo.fr
site:http://perso.wanadoo.fr/association-francojaponaise

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TAM-KY
5, halle Delacroix 13001
tel:04 91 54 00 86
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fax:04 91 33 67 24

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32, rue de L'ACADEMIE 13001
tel:04 91 55 70 05

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