ストレスによる心身のリフレッシュに効くレモンバーベナ

今回はレモンバーベナをご紹介します。
学名はLippia citriodoraフランス名はVerveine odorata、クマツヅラ科の植物で特徴的成分は、ゲラニアール(アルデヒド類)、ネラール(アルデヒド類)、リモネン(モノテルペン類)、ゲルマクレンD(セスキテルペン類)です。
前回ご紹介したレモングラスの特徴的成分に似ていますので、レモンバーベナの精油にレモングラスやシトロネラの精油を混ぜたまがいものがあるので注意しましょう。この精油のとても爽やかで清々しい香りは貴賓に満ち、植物のエネルギーを感じさせてくれます。リラックス、リフレッシュ作用に優れたレモンバーベナは、色々な悩み事から解放されたい時、疲労感のある時、無感動、無気力、無関心を克服し、心身のバランスを取り戻したい時に効果的な精油です。
ほとんどの精油には、抗感染作用、鎮静作用、強壮作用などの特長がありますが、レモンバーベナのようにとても香りの良い精油には嗅覚を通じて脳をリフレッシュさせ、気持ちをリセットしてくれるエネルギーがあります。アロマテラピーは精油の成分の作用を活用しますが、精油の香りを活用するアロマコロジーは自分でも気付かない心の深層への作用に優れています。レモンバーベナの精油は過去にこだわりすぎて現在の自分を見失ってしまいそうな時に、その香りは強い味方になってくれます。またハーブティーとしても好まれ、胃腸の調子を整え消化促進にも効果的です。若々しい肌に必要なコラーゲンの生産促進作用もあると言われていますので、美肌のティーとしてもよいのではないでしょうか。
心身のストレスから来る胃の不快感や体全体の疲れを改善したいときのレシピ例をご紹介しましょう。
植物油のアプリコット油10ml、マカダミアナッツ油10ml、にレモンバーベナ1滴、マジョラム2滴、バジル2滴、ラバンジンスーパー3滴をブレンドし、肩から背中、胃のあたりに塗布します。ストレスがたまり、イライラが続いたり、体調が悪い時にとても効果的です。
次回は甘くエキゾチックな香りのサンダルウッドをご紹介します。自分を見つめ直す瞑想に役立つ精油です。



KTC中央出版発行
著者 若子あや子

若子あやこ

わかこあやこ NHK、朝日、中日カルチャースクールや協会本部の専門講座をこなす傍ら、年に数回渡仏し、パリでフィト・アロマテラピーのセミナーを開催している。仏国などで著名な講師との交流も多く日本人に合ったアロマの普及に努めている。仏公認アソシアシオン日仏フィトアロマテラピー協会代表(在仏日本人会員募集中)理事長
http://www.phyto-aromatherapy.jp